小学校入学までの三年間、幼児期のいろいろな体験を通して、人間形成における大切な能力の全ての基礎を楽しく育てていくことを柱としています。「知育」「徳育」「体育」を基盤として、片寄りのない幼児の全面発達を目指しています。
特に「体育、リズム、造形活動」には、健康づくりとゆたかな感性の育成を目標にした特色のある教育活動を展開しています。
また、ゆったりとした大自然の中にある特有の恵まれた教育環境を充分に生かして、身体と心を健やかに育てることにも力を注いでいます。全園児が使用する広い緑の芝生のグラウンドは陽光がふりそそぎ、安全性が極めて高い遊び場となっています。
年令段階や発達に応じた運動遊びの独特のカリキュラムを組み、楽しい運動遊びを展開することで、子ども達の健康づくりに励んでいます。
子どもは家庭生活と園生活の両面をもっています。
幼児教育は「子ども」と「幼稚園」と「家庭」の三つの暖かい結びつきが基本であることに着目しています。
子どもたちの心の受け手として、家庭ならではの暖かい支援と連携し、さくら幼稚園では幼児期に必要な身体と心をしっかりと育て何事にも一生懸命に取りくむ意欲を育む様々な体験を提供しています。
大きな虹がかかっている
ふたつ合わした手のように
観音さまの手のように
中にすっぽり私達
俳人・山口誓子先生が鼓ケ浦に在住されていた頃、子安観音との関係が深められました。
鼓が浦にて最も充実した句作の時代を礎かれ、さくら幼稚園の幼児教育の心を句にして歌われました。
幼い子どもたちが、佛さまの優しい心を尊びその慈悲につつまれて、人として大自然の中に生かされていることを感じること。謙虚な心や感謝の気持ちをもち、誰からも愛される幸せな子どもに育っていくことを第一の願いとしています。
かけがえのない幼児期を安心しておまかせいただける幼稚園として、教師の資質と日々の研鑽、そしてその気持ちを支える情熱を持ち続けることを最も大切にしています。
それが今日の特色あるさくら幼稚園の教育方針を支え、保護者様のご期待にお応えできている要因と考え、全職員自信を持って日々努力を致しております。